パソコンカフェ

80年代の8mm映画が好き。PC-Waveをもう一度読みたい。

自作パソコンを空想する #4 ~ベーシックな空想自作PC構成 ~

f:id:naoks:20190511152807j:plain

前回の続きです。

www.pcbase.info

ベーシック、スタンダード、ハイエンドと3つの自作パソコンを空想すると、前回のブログで決めました。今回は、ベーシックな性能の自作PCを考えていきたいと思います。 

ベーシック

・CPUは、内蔵グラフィック登載タイプ。インテル Core i3 or AMD Ryzen 5。

・CPUFANは、CPU BOXの付属品。

・メモリー容量は、4GB or 8GB。

マザーボードは、MicroATXタイプ。

ビデオカードは非搭載。

・ストレージは、SDD、120GB or 240GB。

・電源は、400Wから550Wまでの間。

・PCケースは、ミニタワー。

・OSは、Windows10 Home。

自作パソコンを空想する #3 ~自作PC構成とBTOパソコン~ - パソコンカフェ

ベーシックな空想自作PC構成

シンプルなPCパーツ構成でエントリーレベルの自作PCを組み立てるという、コンセプトです。パソコンを使うに当たっての基本性能、プレゼン資料作成、表計算でデータベース、グラフ作成、文書作成、ブログ作成、インターネットサイト閲覧、Youtube再生、動画配信サービス再生等、そこそこ使えるレベルの使用感。PCケースの大きさは、ミニタワーで考えます。ディスプレイ、キーボード、マウス、スピーカーは別途用意します。

 インテルCPU仕様の空想自作PC 

まずは、インテルのCPUを組み込む自作PCです。グラフィックカードを組み込まない仕様となると、ゲームソフトを動かすことは一応可能ですが、低解像でパフォーマンスに期待できません。また、一部のゲームソフトは、動作不可能の場合もあるでしょう。ミニタワーで組み込んだ自作PCの場合、対応電源とPCI Express 3.0 x16スロットが1本拡張可能であれば、グラフィックカードを増設できると思います。

ファンが3連あるハイエンドのグラフィックカードの拡張は無理かもしれませんが、GeForce GTX1660程度のボードであれば、電源容量が550W以上であれば、対応は可能だと思います。

  • CPU:Core i3 8100 BOX
    Celeron、Pentim Goldという、1万円以下のCPUもありますが、1万円台半ばのCore i3 8100(LGA1151 Coffee Lake-S 4コア/4スレッド 3.6GHz GPU:UHD630) が、コストパフォーマンスもいいと思います。
  • CPUFAN:BOX付属品
    Core i3 8100 BOX付属のCPUFANを使います。
  • モリーPC4-19200(DDR4-2400) 4GB x 2
    DDR4-2400 4GBを2枚組で。
  • マザーボードASRock H370M-Pro4
    インテルH370チップセット搭載のMicro-ATXインテルLANチップを搭載しているマザーボードを選びます。
  • SSDCrucial BX500 240GB
    容量は、240GB。メーカーは、Crucialを選択。
  • 電源:ANTEC NeoECO Gold NE550G
    電源容量は550W、80PLUS BRONZE以上、ATX電源。ケーブルが着脱可能な、モジュラータイプで。
  • PCケース:Thermaltake Versa H17
    メーカーにより、ケースデザインは様々ですが、ブラックのミニタワータイプを選択します。
  • OS:Microsoft Windows10 Home 日本語版
    マイクロソフト、パッケージ版を選びます。インストールメディアは、USBメモリです。

合計金額 61,000円台 (※現時点2019.05.16のオンライン価格調査)

 AMD CPU仕様の空想自作PC

AMD CPUを組み込むベーシックな自作PCは、CPUに組み込まれているグラフィック内蔵型のAPUを使います。インテルCPUよりグラフィック性能が高いのですが、ソフトウェア動作については、メーカーのエビデンスを確認する必要があるかもしれません。

注意点として、AMD Ryzen5 2400Gもしくは、AMD Ryzen3 2200Gを組み込んだ場合、PCI Express 3.0 x16スロットに外部グラフィックカード拡張すると、x8動作になってしまいます。

  • CPU:Ryzen5 2400G BOX
    1万円台半ばのRyzen5 2400G(AM4 Raven Ridge 4コア/8スレッド 3.6GHz GPU:Vega 11) は、発売後、1年以上経ちましたが、自作派ユーザーには、今だ人気が高いCPUです。
  • CPUFAN:BOX付属品
    Ryzen5 2400G BOX付属のCPUFANを使います。
  • モリーPC4-19200(DDR4-2400) 4GB x 2
    DDR4-2400 4GBを2枚組で。
  • マザーボードASRock B450M-Pro4
    AMD B450チップセット搭載のMicro-ATXマザーボードを選びます。
  • SSDCrucial BX500 240GB
    容量は、240GB。メーカーは、Crucialを選択。
  • 電源:ANTEC NeoECO Gold NE550G
    電源容量は550W、80PLUS BRONZE以上、ATX電源。ケーブルが着脱可能な、モジュラータイプで。
  • PCケース:Thermaltake Versa H17
    メーカーにより、ケースデザインは様々ですが、ブラックのミニタワータイプを選択します。
  • OS:Microsoft Windows10 Home 日本語版
    マイクロソフト、パッケージ版を選びます。インストールメディアは、USBメモリです。

合計金額 59,000円台 (※現時点2019.05.16のオンライン価格調査)

まとめ

自作PCで考えると、インテルCPUより、AMD CPUを選択した方が、コストを数千円程度抑えられます。

インターネットで掲載されている、PCパーツ情報メディアのベンチマークテストを見ていると、CPU内蔵のグラフィックパフォーマンスに関しては、AMD Ryzen5 2400Gに大変、強く魅かれます。BTOパソコンにも、AMD Ryzen5 2400G登載タイプモデルを販売しているショップがあります。

次回は、ベーシックな空想自作PCと、BTOパソコンを比較して書いていきたいと思います。