今回は、ハイエンドな性能の空想自作PCを考えていきたいと思います。
Core i9 9900K(LGA1151 Coffee Lake Refresh)とハイエンドグラフィックカードを組み合わせたパーツ構成の自作PCです。
・ハイエンド仕様の空想自作PC
※ディスプレイ、キーボード、マウス、スピーカーは別途用意。
ハイエンド
・CPUは、インテル Core i7 or Core i9。
・CPUFANは、空冷サイドフロー型 or 簡易水冷型。
・メモリー容量は、16GB or 32GB。
・ビデオカード NVIDIA GTX2070 or GTX2080
・ストレージは、SDD、1TB。
・電源は、850Wから1000Wまでの間。
・PCケースは、ミドルタワー。
・OSは、Windows10 Home。
自作パソコンを空想する #3 ~自作PC構成とBTOパソコン~ - パソコンカフェ
【 目次 】
ハイエンド仕様の空想自作PC
Ryzen ThreadripperやCore XシリーズのCPUは、エンスージアスト向けなので、自作PCのハイエンドは、インテル、第9世代Coffee Lake-S Refresh LGA1151、Core i9 9900Kを選びます。
8コア、16スレッド、ターボブーストは5GHzの仕様と、自作ユーザーにも人気のあるCPUです。
グラフィックカードは、NVIDIAのGeForce RTXのハイエンドを拡張。マザーボードには、Z390チップセット搭載ATXタイプを選びます。
PCケースは、ミドルタワータイプ。側面パネルが、ケース内部が見通せるガラス仕様タイプを選びます。
- CPU:Core i9 9900K BOX
第9世代、Coffee Lake Refresh、Core i9 9900K(LGA1151 8コア/16スレッド 3.6GHz/TB5GHz GPU:UHD630) が、今の時点では、最強のコストパフォーマンスです。 - CPUFAN:NZXT KRAKEN X52(簡易水冷型CPUファン)
水冷ブロック、ポンプ、ラジエーターが、オールインワン型CPUファンを選びます。 - メモリー:PC4-21300(DDR4-2666) 8GB x 2
DDR4-2666 8GBを2枚組で。 - マザーボード:ASUS ROG STRIX Z390-F GAMING
インテルZ390チップセット搭載のATX。インテルLANチップを搭載しているマザーボードを選びます。 - グラフィックボード:MSI GeForce RTX 2070 VENTUS 8G
NDIVIAハイエンドグラフィックスボード。
- SSD:WD Black SN750 NVMe WDS500G3XHC(M.2 NVMe 500GB)
1TBのSATA仕様ではなく、ヒートシンク付きの高速接続、M.2 NVMe 500GBの選びました。 - 電源:ANTEC NeoECO Gold NE750G
電源容量750W、80PLUS GOLD ATX電源。ケーブルが着脱可能な、モジュラータイプ。(850W相当の商品が見当たらなかったので、750W電源にしました。) - PCケース:NZXT H500i CA-H500W-B1
片面パネルガラス仕様、ミドルタワータイプを選択します。 - OS:Microsoft Windows10 Home 日本語版
マイクロソフト、パッケージ版を選びます。インストールメディアは、USBメモリです。
合計金額 220,000円台 (※現時点2019.05.26のオンライン価格調査)
空想自作PCまとめ
ハイエンド仕様の空想自作PCのCPUは、Core i9 9900KかCore i7 9700Kが妥当だと思います。
PC自作派にとっては、CPUの冷却とメモリーの選択に気をつければ、アンロックの持ち味を試すことができます。
ハイエンドグラフィック、GeForce RTX 2070以上であれば、解像度(フルHD、4K)、フレームレートも、ゲーミング系のハイエンド仕様として、期待できましょう。
選択した、NZXTのケース「H500i」は、同社のユーティリティ、監視ソフト「CAM」をダウンロードして、登録、受諾後、システムにインストールすれば、ケース内部のFAN制御、ケース内部のLEDをコントロールできます。NZXTの一体型CPU水冷クーラー「KRAKEN X52」も「CAM」対応です。
自作PCに、20万円台前半という予算を算出するのは、なかなか難しいことだと思います。
ハイクラスのCPUとグラフィックのスピード面は、ソフトを使うに当たっての、生産性と快適さを生み出します。
自作PCの良いところは、予算が足りなければ、PCパーツごとにレベルを下げ、コストダウンの調整ができるところです。
BTOパソコンの比較すると、見積もり時、ダウングレードカスタマイズが、ある程度可能ですが、いざ、カスタマイズとなると、PCパーツ変更時のトータルコストが割高になってしまう傾向になってしまうので、見積もり時、調整が必要です。
次回は、ハイエンドBTOパソコンについて、見ていきたいと思います。