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自作パソコンを空想する #13 ~エンスージアストな空想自作PC構成 ~

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今回は、エンスージアストな性能の空想自作PCを考えていきたいと思います。

ハイエンドPCの上のグレード、エンスージアスト仕様、CPUは、コンシューマ系の最上位グレード、HEDT(ハイエンドデスクトップ)向けインテルCore Xシリーズを使う自作PCを構成します。10コア以上のメニーコアCPUは、コストパフォーマンスを追い求める一般ユーザーとは違い、特定のソフトを使う、コストよりも性能重視の特別なユーザーが求めるCPUです。

 

【 目次 】

HEDT向けインテル Core i9 9980XEを使うエンスージアストな空想自作PC 

インテルのコンシューマ系最上位CPU、エクストリームエディション。Skylake X Refreshの最新モデル、Core i9 9980 Extreme Editionの組み込み自作PCを考えます。

インテル、Skylake-X Refresh LGA2066、Core i9 9980 Extreme Editionは、18コア、36スレッド、ベースクロック3GHz、ターボブーストは4.4GHzの仕様です。TDP165Wなので、水冷型CPUクーラー(12cmFAN x 3、ラジエーター、CPUブロック、ポンプ一体型)を使います。グラフィックカードは、NVIDIAGeForce RTX 2080を選びます。マザーボードには、X299チップセット搭載ATXタイプ。PCケースは、ミドルタワーの大型タイプ。側面パネルが、ケース内部が見通せるガラス仕様タイプを選びます。

  • CPU:Core i9 9980XE BOX
    Skyklake-X Refresh、Core i9 9980 Extreme Edition(LGA2066 18コア/36スレッド) が、今の時点では、コンシューマ系最上位のメニーコアCPUです。
  • CPUFAN:NZXT KRAKEN X72(簡易水冷型CPUファン)
    CPUブロック、ポンプ、ラジエーターが、オールインワン型水冷CPUファンを選びます。
  • モリーPC4-21300(DDR4-2666) 8GB x 4
    DDR4-2666 8GBを4枚組で。
  • マザーボードASRock X299 Extreme4
    インテルX299チップセット搭載のATXタイプ。
  • グラフィックボード:MSI GeForce RTX 2080 GAMING TRIO(8GB)

    NDIVIAハイエンドグラフィックスボード。

  • SSDWD Black SN750 NVMe WDS500G3XHC(M.2 NVMe 500GB)
    ヒートシンク付きの高速接続、M.2 NVMe 500GBを選びました。
  • HDD:TOSHIBA MD04ACA400(4TB SATA600 7200rmp)
    データドライブ用として。
  • 電源:Corsair HX1000i
    電源容量1000W、80PLUS PLATINUM EPS12V対応ATX電源。ケーブルが着脱可能な、フルモジュラータイプ。
  • PCケース:NZXT H700i CA-H700W-BB
    片面パネルガラス仕様、大型ミドルタワータイプを選択します。
  • OS:Microsoft Windows10 Home 日本語版
    マイクロソフト、パッケージ版を選びます。インストールメディアは、USBメモリです。

合計金額 490,000円台 (※現時点2019.05.30のオンライン価格調査)

空想自作PCまとめ

インテルCore Xシリーズ、コア数の多いCPU搭載されたシステムは、一般パソコンユーザーには、最上位クラスとなります。

画像処理、映像編集を多用する作業など、特定のソフトウェアを使用するシステムも、Core XシリーズCPU搭載ワークステーションとして自作もできるでしょう。

インテル Core i9 9980 Extreme Edition等、Core XシリーズSkylake-X RefreshのCPUは、TDP165Wもあり、電源、CPUFAN、PCケース、ケース内エアフローにも気を付ける必要があります。

PC自作派も、安全にシステムを組み立てるには、エンスージアストの力量が、必要とされるしょう。

AMDのHEDT向け、Ryzen Threadripper 2990WX(32コア 64スレッド TDP250W)を搭載するBTO PCなど、一般のPC自作ユーザーには難しいパーツ構成のシステムを販売しているBTOパソコンショップもあります。

次回は、 Core i9 9980 Extreme Editionを搭載したカスタムPCを見ていきたいと思います。