今回は、空想自作PCとCore i9 9980XE搭載BTOパソコンの比較を、BTOパソコンショップごとに見ていきます。
・HEDT向けインテル Core i9 9980XEを使うエンスージアストな空想自作PC
※ディスプレイ、キーボード、マウス、スピーカーは別途用意。
CPU：Core i9 9980 Extreme Edition(LGA2066 18コア/36スレッド)
CPUFAN：NZXT KRAKEN X72(簡易水冷型CPUファン)
メモリー：PC4-21300(DDR4-2666) 8GB x 4
マザーボード：ASRock X299 Extreme4
グラフィックボード：MSI GeForce RTX 2080 GAMING TRIO(8GB) SSD：WD Black SN750 NVMe WDS500G3XHC(M.2 NVMe 500GB)
HDD：TOSHIBA MD04ACA400(4TB SATA600 7200rmp)
電源：Corsair HX1000i 電源容量1000W、80PLUS PLATINUM EPS12V対応ATX電源。
PCケース：NZXT H700i CA-H700W-BB 片面パネルガラス仕様、大型ミドルタワータイプ。
OS：Microsoft Windows10 Home 日本語 パッケージ版
合計金額 490,000円台 (※現時点2019.05.30のオンライン価格調査)
自作パソコンを空想する #13 ～エンスージアストな自作PC構成 ～ - パソコンカフェ
【 目次 】
- 空想自作PCとCore i9 9980XE搭載HEDT BTOパソコンの比較
- ドスパラのゲーミング系HEDT BTOパソコン
- サイコムのゲーミング系HEDT BTOパソコン
- 空想自作PCとBTO PCのまとめ
空想自作PCとCore i9 9980XE搭載HEDT BTOパソコンの比較
BTOパソコンショップ、ドスパラ、サイコムの2つのサイトで、インテルCPU、HEDT仕様の空想自作PCを基に、BTO PC見積りをチェックします。
BTOパソコンの場合、Core i9 9980XE Extreme Edition搭載となると、ワークステーションの色合いが強くなりますが、GeForce RTX搭載ゲーミング系モデルもあります。
グラフィックもGeForce RTX 2070以上となります。
コア数が多いCPUや、CUDAコアの多いGPUの特性を活かせるソフトを動作させるのにパフォーマンスが良いHEDT機種が比較の対象です。
ドスパラのゲーミング系HEDT BTOパソコン
機種名：GALLERIA(ガレリア) VZ-X
CPU：Core i9 9980XE(18C/36T 3GHz/TB4.4GHz Skylake-X Refresh)
CPUFAN：高性能CPUファン
メモリー：PC4-21300(DDR4-2666) 8GB x 4
グラフィックス：GeForce GTX 2080 Ti 11GB
SSD：512GB M.2 NVMe(システムドライブ)
HDD：3TB(データドライブ)
光学ドライブ：無し
カードリーダー：SDカードリーダー
ネットワーク：GbLAN x 1 RJ45
電源：800W 静音 80PLUS TITANIUM
PCケース：ショップオリジナル ミドルタワーケース
OS：Windows 10 Home 64bit
※キーボード、マウスは別売り。
※送料は別途かかる。
ドスパラ価格：599,980円(税別)
本体保証：１年間
納期：7日後出荷
※ショップサイトで確認した納期の目安です。詳しい納期はショップで、要確認してください。
※現時点2019.05.31のオンライン価格調査です。
Core i9 9980XEが標準です。ショップオリジナルミドルタワーケースが基本となります。
グラフィックスボードは、GeForce RTX 2080 Ti 11GBとGeForce最上位クラスです。
SSDは、M.2 NVMe接続の高速タイプ、容量512GB(システムドライブ)、HDD3TB(データドライブ)が搭載されています。
「GALLERIA(ガレリア) ZV-X」は、ゲーミングモデル上位モデルとなっています。
ゲーミング系HEDT(ハイエンドデスクトップ)、最上位にはGeForce RTX 2080 Ti 11GBを2枚組み込んだSLIタイプもあります。
サイコムのゲーミング系HEDT BTOパソコン
機種名：G-Master Hydro-X299Ⅱ Core i9 9980XE標準搭載モデル
CPU：Core i9 9980XE(18C/36T 3GHz/TB4.4GHz Skylake-X Refresh)
CPUFAN：サイコムオリジナルAsetek 650LS RGBポンプ仕様 + Enermax UCTB12P 水冷ユニット
メモリー：PC4-21300(DDR4-2666) 4GB x 4
マザーボード：ASRock X299 Extreme 4(X299チップセット搭載ATXタイプ)
グラフィックス：サイコムオリジナル水冷静音仕様 GeForce RTX 2070 8GB + Asetek 740GN水冷 + Enermax UCTB12 + VGAサポートステイ
SSD：DATA XPG SX8200 Pro(M.2 PCI-E SSD 512GB)
光学ドライブ：ASUS DRW-24D5MT(DVDスーパーマルチドライブ)
カードリーダー：無し
ネットワーク：GbLAN x 1 RJ45
電源：SilverStone SST-ST75F-GS V2(750W 80PLUS GOLD フルモジュラータイプ)
PCケース：Cooler Fractal Design DEFINE R6 Black TG(片側面ガラスパネル仕様 ミドルタワーケース)
※キーボード、マウスは別売り。
※送料は別途かかる。
本体価格：510,680円(税別)
本体保証：１年間
納期：10営業日以内出荷
※ショップサイトで確認した納期の目安です。詳しい納期はショップで、要確認してください。
※現時点2019.05.31のオンライン価格調査です。
Core i9 9980XE標準モデル。CPUは、サイコムオリジナルCPU水冷ユニットで冷却。
ビデオボードは、GeForce RTX 2070 8GB標準で、サイコムオリジナル水冷ユニットで冷却。CPU、グラフィックボードは、共に水冷仕様で組み込んだデュアル水冷システム。
SSDは、M.2 NVMe接続の高速タイプ、容量512GBを搭載。
PCケースは、片側面ガラスパネル仕様 ミドルタワーケース、Fractal Design DEFINE R6 Black TGが標準です。
サイコムは、カスタムPCに特科しています。Core i9 9980XEやハイエンドグラフィックボードを水冷仕様でオリジナルカスタムしている、BTOパソコンショップは希少です。
空想自作PCとBTO PCのまとめ
Core i9 9980XEを標準するBTOパソコンは、HEDT(ハイエンドデスクトップ)という枠でくくられます。
ゲーミング系最上位にラインナップするモデル。また、ワークステーション、Quadroグラフィック搭載仕様モデルも、一部のBTOパソコンショップにあります。
自作PCでは、メニーコアCPUは、大容量電源とCPUの高冷却が必要で、組み込みが難しいとされていますが、BTO PCショップでは、システムの様々なソリューションが、製品としてカスタム販売されています。
次回は、Ryzen Threadripper 2990WX搭載したカスタムPCを見ていきたいと思います。
