今回は、空想自作PCとRyzen Threadripper 2990WX搭載BTOパソコンの比較を、BTOパソコンショップ「サイコム」にラインナップされている「G-Master Hydro X399A Extreme Ⅱ」のマシンを見ていきます。
・HEDT向けAMD Ryzen Threadripper 2990WXを使うエンスージアストな空想自作PC
※ディスプレイ、キーボード、マウス、スピーカーは別途用意。
CPU:Ryzen Threadripper 2990WX BOX(Pinnacle Ridge 3GHz 32コア/64スレッド TDP250W)
CPUFAN:NZXT KRAKEN X72(簡易水冷型CPUファン)
メモリー:PC4-21300(DDR4-2666) 8GB x 4
マザーボード:ASRock X399 Taichi
グラフィックボード:MSI GeForce RTX 2080 GAMING TRIO(8GB)
SSD:WD Black SN750 NVMe WDS500G3XHC(M.2 NVMe 500GB)
HDD:TOSHIBA MD04ACA400(4TB SATA600 7200rmp)
電源:Corsair HX1200i 電源容量1200W、80PLUS PLATINUM EPS12V対応ATX電源。
PCケース:NZXT H700i CA-H700W-BB 片面パネルガラス仕様、大型ミドルタワータイプ。
OS:Microsoft Windows10 Home 日本語 パッケージ版
合計金額 460,000円台 (※現時点2019.06.01のオンライン価格調査)
【 目次 】
空想自作PCとRyzen Threadripper 2990WX搭載HEDT BTOパソコンの比較
Ryzen Threadripper 2990WX、GeForce RTX搭載となると、大容量電源が必要になり、CPUの冷却も空冷よりも、水冷がいいのではと、自作PCを作るなら、気になる要素が多くなります。
BTOパソコンショップ、サイコムのサイトで、AMD CPU、HEDT仕様の空想自作PCを基に、BTO PC見積りをチェックして、実際に使用するPCパーツやBTOシステムを見たいと思います。
サイコムのゲーミング系AMD CPU HEDT BTOパソコン
機種名:G-Master Hydro X399A Extreme Ⅱ Ryzen Threadripper 2990WX標準搭載
CPU:AMD Ryzen Threadripper 2990WX(Pinnacle Ridge 3GHz 32コア/64スレッド TDP250W)
CPUFAN:Fractal Design FD-WCU-CELSIUS-S36-BK(水冷ユニット)
メモリー:PC4-21300(DDR4-2666) 8GB x 2
マザーボード:GIGABYTE GA-X399 DESIGNARE EX(X399チップセット搭載ATXタイプ)
グラフィックス:サイコムオリジナル水冷静音仕様 GeForce RTX 2070 8GB + Asetek 740GN水冷 + Enermax UCTB12 + VGAサポートステイ
SSD:DATA XPG SX8200 Pro(M.2 PCI-E SSD 512GB)※ヒートスプレッダ標準装備
光学ドライブ:ASUS DRW-24D5MT(DVDスーパーマルチドライブ)
カードリーダー:無し
ネットワーク:GbLAN x 1 RJ45
電源:SilverStone SST-ST75F-GS V2(750W 80PLUS GOLD フルモジュラータイプ)
PCケース:Cooler Fractal Design DEFINE S2 Black TG(片側面ガラスパネル仕様 ミドルタワーケース)
※キーボード、マウスは別売り。
※送料は別途かかる。
本体価格:517,090円(税別)
本体保証:1年間
納期:10営業日以内出荷
※ショップサイトで確認した納期の目安です。詳しい納期はショップで、要確認してください。
※現時点2019.06.01のオンライン価格調査です。
Ryzen Threadripper 2990WX標準モデル。CPUは、Fractal Design製水冷ユニットで冷却。
ビデオボードは、GeForce RTX 2070 8GB標準で、サイコムオリジナル水冷ユニットを組み込み。
SSDは、M.2 NVMe接続の高速タイプ、容量512GBを搭載。
PCケースは、片側面ガラスパネル仕様 ミドルタワーケース、Fractal Design DEFINE S2 Black TGが標準です。
CPUは、3連FAN搭載のラジエーター、CPUブロック、ポンプ一体型の水冷ユニットで冷却し、ビデオカードも水冷ユニットで冷却する、デュアル水冷システムです。
「G-Master Hydro X399A Extreme Ⅱ」は、ゲーミング向けBTOパソコンですが、Ryzen Threadripper 2990WX標準モデルは、その他、ワークステーション、クリエイター向けのBTOシステムも、ラインナップしてます。
空想自作PCとBTO PCのまとめ
Ryzen Threadripper 2990WXは、32コア64スレッド、TDP250W、ブーストクロック4.2GHzと、一般ユーザーにとっては、取り扱いが難しいCPUだと思います。
Ryzen Threadripper 2990WXを組み込んで、システムとして、カスタム販売できるBTOパソコンショップは、多数あります。
Ryzen Threadripper 2990WXで自作PCを考えるときには、BTOパソコンショップのシステムを検討したり、Ryzen Threadripper 2990WXを販売しているPCパーツショップに自作の相談した方が良さそうです。