前回の続きです。
今回は、インテルCPU仕様のベーシックな空想自作PCとBTOパソコンの比較を、BTOパソコンショップごとに見ていきます。
※ディスプレイ、キーボード、マウス、スピーカーは別途用意。
CPU:Core i3 8100 BOX
CPUFAN:BOX付属品
メモリー:PC4-19200(DDR4-2400) 4GB x 2
マザーボード:ASRock H370M-Pro4
SSD:Crucial BX500 240GB
電源:ANTEC NeoECO Gold NE550G
PCケース:Thermaltake Versa H17
OS:Microsoft Windows10 Home 日本語 パッケージ版
合計金額 61,000円台 (※現時点2019.05.16のオンライン価格調査)
自作パソコンを空想する #4 ~ベーシックな自作PC構成 ~ - パソコンカフェ
ベーシックな空想自作PCとBTOパソコンの比較
BTOパソコンショップのメジャー、マウス、ドスパラ、ツクモの3つのサイトで、インテルCPU、ベーシック仕様の自作PCを基にBTO PC見積りをチェックします。BTOパソコンショップ自体に個性があり、各社、オプションとしての延長保証、ソフトウェアのインストールオプションも行っています。
BTOパソコンショップのBTO PC見積りページを見ると、PCパーツの選択リストは、各社、機種によって違います。高機能なCPUFANや、CPUの放熱グリス、ストレージのパーティション設定、電源の容量変更、グラフィッカードの追加など、オプションで指定できることも多いです。
マウス、ドスパラ、ツクモのメジャーなBTOパソコンショップは、PCケースのオプション指定はできない場合が多いです。
マウスコンピューター
機種名:LUV MACHINES iH700B2N
CPU:Core i3 8100(グラフィック内蔵:UHD630)
CPUFAN:標準搭載
メモリー:PC4-19200(DDR4-2400) 4GB x 1
マザーボード:B360チップセット搭載Micro-ATXタイプ
HDD:1TB
光学ドライブ:無し
電源:350W 80PLUS BRONZE
PCケース:ショップオリジナル ミニタワーケース
OS:Windows 10 Home 64bit
※キーボード、マウスは標準装備。
※送料は別途かかる。
Web販売価格:62,800円(税別)
本体保証:1年間
納期:4営業日出荷
※ショップサイトで確認した納期の目安です。詳しい納期はショップで、要確認してください。
※現時点2019.05.17のオンライン価格調査です。
マウスコンピューターのインテル系ベーシックなBTO PCカスタム
マウスコンピューターは、パソコンメーカーに近いBTO PCショップですが、静音性で、高機能なCPUFANや、CPUの放熱グリスなどもオプションで変更できます。メモリーも増設オプションで変更可能。HDDは、SSDに変更することはできなく、SSDの増設オプションになります。電源容量の変更オプションは可能です。
メーカーライクなBTO PC、PCケースのデザインは、質もいいと思います。
BTO PC自動見積りでカスタマイズすると、自作PCと比較すれば、コストはかなり高くなってしまいます。
ドスパラ
機種名:Magnate(マグネイト) IE
CPU:Core i3 8100(グラフィック内蔵:UHD630)
CPUFAN:標準搭載
メモリー:PC4-19200(DDR4-2400) 4GB x 1
マザーボード:H310チップセット搭載Micro-ATXタイプ
SSD:240GB
光学ドライブ:DVDスーパーマルチ
電源:400W 静音 80PLUS
PCケース:ショップオリジナル ミニタワーケース
OS:Windows 10 Home 64bit
※キーボード、マウスは標準装備。
※送料は別途かかる。
ドスパラ価格:49,980円(税別)
本体保証:1年間
納期:翌日出荷
※ショップサイトで確認した納期の目安です。詳しい納期はショップで、要確認してください。
※現時点2019.05.17、PCケースは、オプションでカスタマイズできました。
※現時点2019.05.17のオンライン価格調査です。
ドスパラのインテル系ベーシックなBTO PCカスタム
BTO PC自動見積りでメモリ容量と電源容量をカスタマイズすると、それなりに価格は高くなってしまいます。
ドスパラのマシンをBTO PC自動見積りで、カスタムせず、本体をそのまま購入してしまい、保証は無くなりますが、自分で購入したPCパーツを、組み込む、という手もあります。
自作PCは、いざ組み立てると時間もかかるし、面倒くさいと思っていても、ドスパラのBTOパソコンなら、機種によっては、納期もあまりかかりません。一部のPCパーツの組み込みであれば、自作PCのように、一から組み立てなくてもいいので、少し気楽です。
ツクモ
機種名:AeroStream(エアロストリーム) RM3J-A180/T2
CPU:Core i3 8100(グラフィック内蔵:UHD630)
CPUFAN:標準搭載
メモリー:PC4-21300(DDR4-2666) 4GB x 1
マザーボード:ASRock H310CM-HDV/M.2(H310チップセット搭載Micro-ATXタイプ)
HDD:500GB
光学ドライブ:DVDスーパーマルチ
電源:CWT製 450W(定格 400W) 80PLUS BRONZE対応
PCケース:ショップオリジナル ミニタワーケース
OS:Windows 10 Home 64bit
※キーボード、マウスは別売り。
※送料は別途かかる。
本体価格:54,800円(税別)
本体保証:1年間
納期:3営業日出荷
※ショップサイトで確認した納期の目安です。詳しい納期はショップで、要確認してください。
※現時点2019.05.17のオンライン価格調査です。
ツクモのインテル系ベーシックなBTO PCカスタム
ツクモのBTOパソコンは、一部のPCパーツのメーカーや品名が、表記されています。RM3J-A180/T2に搭載されているマザーボードは「ASRock H310CM-HDV/M.2」とツクモのサイトに表記されています。メーカーサイトに行けば、その商品の仕様、対応CPUの情報、ドライバーやBIOSもダウンロードが可能だと思います。ただ、「ASRock H310CM-HDV/M.2」は、ツクモのBTOパソコン用のカスタムマザーボードである場合も、考えられると思います。BIOSも専用に書き換えられている可能性もあります。
メモリーの仕様も、メジャーチップを採用と表記があります。チップメーカーは決まっていないようですが、品質の低いメモリーは、使われていないと察します。パソコンに組み込むメモリーに、信頼のおけるメジャーチップを採用しているということは、ツクモのBTOパソコンは、真摯な姿勢で取り組んでいると感じられます。
インテル系ベーシックなBTO PCのまとめ
インテルのCPU、インテルのチップセット搭載マザーを使った、自作PCは、自作派の基本だと思います。
BTOパソコンショップも、まずインテル中心の製品を核にします。BTOパソコンショップが、製品化したBTO PCをショップサイトで一通り見れば、PCパーツの選択の幅が広がると思います。
次回は、AMD系のベーシックなBTO PCを見ていきたいと思います。